川崎荘 102号室 カンジさん


私の家の近所で中国式整体院を開業している 友人の本島幹兒さんです。
中国に古くから伝わる癒しの力で健康を サポートしています。


健康の要素 その4 
想(そう)=精神のあり方
2001.8.28

ようやく最高気温が30度を切り出しました。 暑い暑い夏でしたね〜。けれども、ご 用心!今が一番身体に不調が出てくる時季です。
酷暑を乗り越え身体は弱っていま す。
ちょっと気を抜くとグラグラと夏バテ症状が出てきます。
病は気から、文字通り「病気」とは気の病です。
心の持ち方一つで病気が軽くなった り重くなったりします。

怒り・不安・恐怖などのマイナス感情を心の中に閉じ込めておくと
ストレスが溜まり、免疫力の低下につながって
不健康な状態を招いてしまいます。
薬をはじめ医学治療は体の中の治す力を引き出す手助けをしているだけで、当人に治ろうという気持ちがなければどうにもなりません。

日頃の生活習慣が筋肉に歪みを生 じさせ、やがてそれが固定し、
体の土台となっている骨格におよぶように、
日頃の考え方も 神経系に刷り込まれ、それが筋肉の動きとなって
固定し、 骨格にもおよびます。
自信がなくいつもうつむき加減の人の呼吸の力が弱いのは
そうした理由によります。

絶えず不安にさいなまれていたり、悲観主義や敵意に浸っている人は、そうでない人 に比べると、二倍以上の割合で、
ぜんそく、関節炎、胃潰瘍、心臓発作などの病気に
かかりやすいこともよく知られています。
自分の努力で変えられることだけを考え、変えられないことは
出来るだけ忘れるよう にする、
言い換えれば今更どうにもならないことはくよくよ考えないようにし、自然 に生かされていることを忘れず、プラス思考で、感謝の気持ちを大切にすることが 「想」の原理の秘訣です。


さて、「息」「食」「動」「想」について書いてきましたが、これらはお互い補いあ
うような関係で結ばれ、さまざまな形でつながり会っていて、どの部分の調子が悪く なっても全体に影響を与えます。
そして、その調子の悪さを整えていくのが、骨格を中心とした
筋肉の働きです。健康な体をつくるうえでこれら四つの要素を整えること が如何に大切かわかっていただけましたかな。



健康の要素 その3 
動(どう)=体を動かすこと
2001.8.6

暑いからと食堂などでクーラーの冷風の真下に座り、
冷えすぎて鳥肌が立ってきた経 験はありませんか。
この鳥肌が立ってくるのも動の一つです。皮膚の筋肉を収縮させて
熱を維持しようという 自然の働きです。
人は体を動かすことで血液やホルモンの分泌や神経の伝達が
スムーズになるようにつくられています。動というと体操やフィットネスクラブで

体を動かすことと想像しが ちですが、それだけではありません。


呼吸法でお腹を膨らませたりへこましたりする のも、また 噛むことも動です。
体を様々に動かすことで歪みを正し、体液や酵素などの
循環をよくし、 よい息をした効果とよい食事をした効果を
さらに高め、免疫力と自然治癒力を 増進します。
体を動かさなければその部分の筋肉はいらないものと
いう認識を体がもってしまい、
萎縮してしまいます。これを廃用萎縮といいます。

骨格は筋肉によって支えられています。
したがって、筋肉の強弱の変化は構造の変化 となって
必ず現れます。 即ち歪みが生じてきます。
血中の老廃物を絞り出し、 新鮮な血液を取り込んで
筋肉を活性化するには適度に動かすことが必要です。
筋肉には収縮性、弾性、興奮性、伝導性という特性が
あります。


@収縮性 
筋または筋線維を何かで刺激すると収縮する。
これはなかにある筋原線維 の作用です。
A弾性
筋は引き伸ばすことが出来、また離すともとに戻る性質がある。
B興奮性
 
筋を刺激するとそれに反応して、ある変化が起こる。
C伝導性 筋線維の一点に刺激を加えると、これによるが
筋線維全体に伝わる性質がある。

効果的な筋の収縮には加える刺激にある一定(心地よいくらい)の強さと持続時間が必要です。
刺激があまりにも弱いと筋線維は興奮しないが、ある程度に達すると筋線維は最大限に
収縮するようになります。またそれ以上に強く刺激をすると、かえって逆効果になります。
これを「全か無かの法則」といいます。


暑い日が続いています、ダラダラせずに体を動かし、心地よい汗 をかくことで毎日快調!


健康の要素 その2
食(しょく)=食べること 2001.6.28

人体を構成する細胞の元 人の歯の数は28本、
この歯が健康の基本に大きく関わっていることを知っています か?

前歯(8本)●野菜用   犬歯(4本)●肉用  
小臼歯・大臼歯(16本)●雑穀類用

このように、歯の形(種類)によってどういう食物を
噛むかという役割分担が 決めら れていて、
かつ、その歯の数の割合が健康のために食べねばならない食物の
バランス割合となっています。
野菜2:肉1:雑穀類4ということです。うまくできていますね。



次に腹八分目が自然の法則にのっとった食べ方だということ。
栄養素を取り入れるだけでなく、不要になったカスを体外へ出してはじめて
新陳代謝 が完了します。
飽食の時代、食べることばかりに目が向いてしまい、
体には余った栄養素の不良在庫が一杯ということでは、
やがて健康を害してしまいます。

それから、早食いはいけません。 顎の筋肉を動かし、
耳下腺から消化液の分泌を促し、食欲が満たされる感覚を味わい、
胃腸が次は俺達の出番だというふうに、それぞれの機能が
順調に消化のプロセス を果たしていくことが大切です。
早食いはそうした体の機能を無視しています。つま りよく噛んで食べること、
よく噛むコツは味わう感覚を大切にして食べること、
そうすれば噛む回数は自ずから増えてきます。
胃腸に過度の負担をかけないように、よく噛んで消化酵素の唾液と
充分混ぜ合わせることが大切です。


さて、食についてもう一言二言! 「身土不二(しんどふじ)」=地物を食べること
「一物全体食(いつぶつぜんたいしょく)」=一部を捨てたりしない   
で丸ごと 食べること そしてこれらを旬のときに食せよと伝承医学は教えています。
いかにも細胞が喜びそ うですね。 こうした食は新鮮で元気な血液をつくり
これが体中を巡れば新鮮な酸素や栄養が体の 隅々まで運ばれ
免疫力・自然治癒力が高まります。  
ときにはアルコールで胃腸を消毒をするのも好いかな(独り言)


お願い‥ぎっくり腰の体験談をメールでこちらまでお寄せ下さい。

 



健康の要素その1
 息(そく)=呼吸すること 
2001.5.28


人は生まれたときオギャーと泣きながら最初の息を吐き出し
最後は息を引き取って この世に別れを遂げます。


「息」は「自(みづから)の心(こころ)」と書きます。
即ち、息(呼吸)と自分の心の状態とは密接な関係にあります。
人体は外的刺激によってびっくりしたり興奮したりすると交感神経が刺激されて
血中 のアドレナリンが増え、血圧が上がって体表面の毛細血管が収縮し、
顔面が蒼白に なったり心臓がドキドキ高鳴ってきます。
人前でスピーチをするときなどによく経験 することです。
これとは逆に、血管を拡張させ血圧や心拍数を減少させる副交感神経 を
刺激させると心がリラックスしてきます。
つまり交感神経と副交感神経のバランス をとることが大事です。
緊張を強いられる環境が多い現代は交感神経の働きが過剰になっています。
そんなと き深い呼吸(特に腹式呼吸)をすることで交感神経の方に傾いていた針を
副交感神経 の方に向ければ体の調子が整います。
怒りを感じていると吸う息が浅く、吐く息が喘 ぐような感じになり、
恐れを感じると息は早く浅くなります。
そこで逆にゆっくりし た呼吸をすることで怒りや恐怖のこころが静まります。
では腹式呼吸はどうすればいいか?



腹式呼吸はお腹で深く呼吸をする方法です。


@体の力を抜いてリラックスする    
A鼻からゆっくりと息を吸い込み、その息を下腹部に下ろしていくつもりで お腹を膨らませる    B吸い込んだら5〜6秒息を止める    
C吸い込んだ息をお腹をへこませながらゆっくりと口から吐いていく という要領です。

この腹式呼吸はまた、お腹で深く呼吸をするので
横隔膜の上下動が大きくなり腹圧を高めてお腹(内蔵)を刺激するマッサージにもなりますさあ、日常生活で意識的に深い呼吸をするよう心がけ、
心身共に健康な息の長い人生 を楽しみましょう。




健康の四原則 2001.4

木の芽時の日本では強い前線の通過が多くなり、
その通過に伴って気温・湿度・気圧 などが急に変わると
自律神経や内分泌能が影響を受け、
関節痛がひどくなったり体調を崩して当院を訪れる人が多くなってきます。
携帯電話やパソコンなどに囲まれた文明の中で生活していても
体の構造や仕組みは縄文人のそれとほとんど変わっていません。
むしろ環境悪化でより厳しい条件の中に放 り込まれているといえます。
人間の体はもともと健康で快適な生活を送れるようにつくられています。
ここでいう 健康とは次の4つの要素がバランスよく保たれ かつ、
環境に順応出来る状態のこと をいいます。





   @ そく ●呼吸すること
 A しょく●食べること
    B どう ●体を動かすこと
 C そう ●考えること


これら4つはいずれも他人に代わってやってもらうわけにはいかない営みです。
この 営みが自然の法則からはずれたとき(暴飲暴食・運動不足等)、
体に歪みが生じ、健 康が犯されてきます。

次回からこの4つの要素についてふれてみたいと思っています。
おっと、花粉症のせいで患者さんの服に鼻水を垂らしそうになった
マスク、マス ク‥‥バランスがとれていないなあ〜

体にいいのは、
牛乳を飲むことよりも、牛乳を配達することです。
2001.4

「4人に一人が高齢者」
こんな新聞や雑誌の見出しをみると、病気の人が増えすぎて
誰かの助けがないとタイヘンだー、と思いがちです。
だけども年を重ねることはいろいろな病気の危険因子が
増えることはあっても、
誰でもが病気になるわけでは決してないですよね。

若いときにも病気の危険因子の一つや二つは当然あるわけですが、
体力と日々の忙しさに紛らわしているために
元気そうに見えるだけなんです。
ところが一旦仕事をリタイアして時間ができると 何故か
血圧やコレステロールが気になり出したりする人が 多くなります。
今まで気にしていなかった健康の2文字に関心が向くのも
自分勝手ですよね。

若い時と違って、高齢者は血圧やコレステロールと
ご近所付き合いを楽しむという「術」を身に付けるといいと思います。
この「術」は難しいことではなくて、
3度の食事をキチンとバランスよくとり、
深酒はせず、よく眠るならおおむね健康!
当たり前ですが、この当たり前がなかなか、なかなか…


キャッチフレーズのフランス小話のように
「体を動かすこと」が大切です。それもこまめに。
春眠、暁を覚えたら先ず猫のように体中の筋肉を伸ばすことです。

それでは元気に高齢化時代を楽しみましょう。


本島整体院
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